2014年08月13日

〜仏花の世界〜 2

花びしブログ担当の岡田です。



みなさまにご連絡です。

花びしは、
8月14日(木)・15日(金)の2日間、お休みいたします。


ご来店の際は、お気をつけください。



さて、

今回は、前回に引き続いて仏花のお話です。


01.jpg 02.jpg  





サカキ、ヒサカキ、シキミ、荒神、高野槙

「これってどう違うの?」


わたしが花びしで働き始めたとき、一番初めにお客様から尋ねられたことでした。

仏花の花合わせと同じくらい、お客様から質問をいただきます。



今回は、それぞれのご説明をしていきたいと思います。




サカキ


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漢字ではと書きます。

漢字からわかるとおり、古くから神木として神事に用いられてきた植物です。

「神様の世界」と「人間の世界」の境を示す木「境木(さかいき)」

常緑樹で枯れないため=栄える木「栄木(さかき)」など、

名前の由来には諸説あります。

神棚に捧げるもので、そのときには榊立を用います。




ヒサカキ


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「シャシャキ」「シャカキ」「下草」「ビシャコ」など、いろんな呼び方があります。

東海以南では仏花の裏当て用として、主に使用されています。

関東以北ではサカキの代わりに、ヒサカキが捧げられることが多いようです。


榊に非ず=非榊

サカキよりも葉っぱが小さいため=姫榊(姫は小さいを意味します)

と、名前の由来は諸説あります。





この二つの違いですが、


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サカキはのっぺりとした表面で、葉はきれいな楕円形をしています。

ヒサカキは、サカキよりも小さな葉で、周りがのこぎりのようなギザギザがついています。





荒神(こうじん)


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三宝荒神(さんぽうこうじん)とも呼ばれ、台所などの火を使う場所にお祀りします。

荒神は不浄や災難を除去することから、古来もっとも清浄な場所と考えられていた

台所・かまどの神様、火の神様として信仰されています。

三宝(仏、法、僧)を表す三本の松と、サカキを組み合わせたものを捧げます。

主に西日本でよく飾られています。




シキミ


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「樒」あるいは梻(木偏に佛)と書きます。

「シキビ」「ハナノキ」「ハナシバ」「コウシバ」「仏前草」とも呼ばれ、

字からわかるように、仏様あるいはお墓用のお花に用いられます。




高野槙


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高野山近隣地域、和歌山県の一部などで仏前、墓前にお供えされることが多いようです。

高野山では信仰生活において「禁忌十則」と決まりがあり、

その中では果樹、花樹、竹、漆などを植えることが禁止されていました。

そのため、弘法大使が花の代用として

高野山に古くから自生している高野槙を供えたのが始まりとされています。




違いを簡単にまとめますと、


11.jpg


となります。




前回の記事でもお話ししましたが、

仏花は宗派によって大きく変わってきます。

ご不安なことは、ご縁のあるお寺さんにお尋ねください。



ですが、

大切なことはどういう気持ちでお花をお供えするかということではないでしょうか。


09.jpg


店内には商品POPをつけておりますが

「どれがどれかわからない!」というときには

遠慮なくスタッフにまでお声をおかけください。

posted by 花びし本店 at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ
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