2014年08月08日

仏花の世界

ブログ担当の岡田です。




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暑さも増して、気が付けばもう八月ですね。

花びしでは毎年、今の時期は店頭が仏花コーナーへと変わります。

仏花は年中お店に置いていますが、

今が一番お求めのお客様が多いように思います。




「造花の仏花って大丈夫なの?」

もしかすると、花びしで一番多くいただくご質問かもしれません。


造花と仏事とは縁が深いものだということをご存知でしょうか?

例えば、

東大寺のお水取りでは、

仏前に供えるツバキの造花をつくる「花拵え(はなごしらえ)」が行われます。

薬師寺の修二会は「花会式(はなえしき)」とも呼ばれ、

十種の造花がご本尊に供えられます。

どちらも、昔から続く日本の仏事です。



他にも、

東北地方では「削り花」と呼ばれる木材で作った造花があります。

寒い地方では生花がなかなか手に入らないため、

花のない季節、墓前に供えるために作られたもののようです。


仏壇が一般的になった江戸時代には仏壇用造花が流通しており、

それ専門の職人がいたという話もあります。


宗派によって変わってもきますが
「「造花だから絶対に飾ってはいけない」ということではないようです。



お店にいらっしゃるお客様の中には

「お墓が遠くてあまり花を変えてあげられないから」

「夏はすぐにお花が傷んでしまうから」


と造花を選ばれるお客様もたくさんいらっしゃいます。

仏花用のお花をお求めに、寺院関係のお客様もいらっしゃいます。

花びしは造花屋ですので、ご来店されたお客様に造花の仏花をおすすめしています。

それは「ずっと造花を飾らなければいけない」ということではなく、

生活にあわせた形の仏花を選ぶお手伝いをさせていただいています。




たとえば

花の枯れやすい時期だけ造花にする、

普段は造花、命日やお盆、お彼岸は生花をお供えする


など、ご提案させていただいています。



大切なのは「どんなものを供えるか」ではなく
「どういう気持ちでお供えするか」ではないでしょうか。





「どんなお花を選んだらいいの?」

お花選びについてもよくご相談いただきます。


一般的には、
 
 ・バラ、アザミなどのトゲがあるもの

 ・香りのよくないもの
 
 ・アサガオのようなツル性の花
 
 ・毒のある花

は選ばないほうが良いとされています。


ですが、これはあくまでも「一般的」なお話であって、

特別これでなければいけないという決まりはありません。

ご本人が好きだったお花を選ばれるのが一番です。





飾ってもよいお花、だめなお花は宗派によっても大きく変わってきます。

ご不安な方は、一度ご縁のあるお寺さんにお尋ねください。





花びしでは、すでにセットになった仏花が人気です。



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菊を中心にしたオーソドックスなものや、色とりどりなもの。

大きさも多数ございます。

この仏花にお花を足していただいても構いませんし、

お店にあるいろんなお花を組み合わせて

オリジナル仏花を作っていただいてもいいですね。



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今回ブログ担当は、

以前母から「かわいい仏花ってないの?」と聞かれたことを思い出して、

仏花アレンジをひとつ作ってみました。




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オレンジのガーベラを中心にした仏花です。

母からの感想は「ガーベラは赤がいいなあ」とのことでしたが、よろこんでもらえました。

普段仏花に使わないようなお花を使っても、

形をひし形にすること花数を奇数にすることで、

仏花らしく見えますよ。




お店にはプリザーブドの仏花もございます。



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完成したものもございますし、


アレンジを作られる方のために、菊やカーネーション、マリーゴールドなどの

プリザーブドも多数入荷しております。




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プリザーブドを飾っていただく際に、注意していただきたいことがあります。

プリザーブドは特殊な薬品を使って加工されたお花です。

お花や葉っぱが当たると、仏壇が傷んでしまうこともございます。

ケースに入れるか、仏具にお花が当たらないように置いてください。


どうぞ、一度お店まで足を運んでみてください。
スタッフ一同お待ちしております。

posted by 花びし本店 at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ
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